2004年を振り返って
私が遊んだ2004年発売のゲームを振り返ってみようかと思います。
ゲームタイトル前の記号は評価。◎＞○＞△＞×って感じで。並びは時系列順。
◎逆転裁判3
…すっげえ密度の濃いゲーム。前作よりも一章の長さが短く、裁判パートの比重が上がったのが嬉しかった。「異議あり！」＆「くらえ！」のカタルシスは、3になっても落ちることはなかった。理想的完結編。
◎Fate/stay night
…TYPE-MOONが「月姫だけの一発屋」ではなかったと証明できたゲーム。何気ない文章にも伏線が散りばめられたテキストや、派手派手なエフェクト、無駄に充実した辞典関係が素晴らしい。でもストーリーは無駄に長かったと思う。個人的には月姫＞Fate。
△ファンタシースターオンライン ブルーバースト
…何年たっても洞窟で眠くなるのはどうかと思ったが、懐かしくもあった。
◎塊魂
…センス・オブ・ナムコ！で突っ走った爽快なゲーム。新しくてポップで爽快でクラッシュで。やっぱりナムコ大好き。
○Forest
…新宿×童話ゲー。独特すぎる世界観と台詞回しに酔う。音楽の出来は過去のエロゲの中でもトップクラス？ HDDがクラッシュして一周しかできなかったのが残念。
○ポケットモンスター ファイアレッド
…良くも悪くもポケモン。期待以上でも期待以下でもなく。
◎クイズマジックアカデミー
…クイズがネット対戦になるだけで、こうも面白いのか！ と感動した一作。ゲーセンでマトモに遊んだ新作はこれだけだった。あとキャラがエロかわいいのも良かった。
△天誅参 〜回帰の章〜
…PS2版と同程度のグラフィックと、とってつけたような新ミッションはどうかと思うけど、やっぱり天誅参は楽しい。新技がキチンと実用的だったので、多少新鮮な気持ちで遊べたのが良かった。あとネット対戦は対戦者がいなかった。
△クリムゾンスカイ
…主人公のアメリカナイズな台詞は楽しかったけど、いまいちハマりきれず。多様な回避方法やバリエーション豊かな自機選択を「無駄に多い」と感じてしまうのがイケないのかも。
◎バトルフィールド・ベトナム
…今年一番たくさん遊んだネットゲー。やっぱり64人対戦に尽きると思う。戦争の混沌っぷりが良く出てる。パッチでゲームが改良されていくのも楽しい。
◎メルティブラッド Re・ACT
…システムの改良や個別エンディングの追加でメルブラがやっと完成形に。好きなキャラがイメージ通りの動きをするために遊ぶ、ってのは遊ぶ動機として十分だと思った。
△転生学園幻蒼録
…電波なキャラ＆ストーリーが予測不能で、（ある意味で）先が気になってついつい遊んでしまう不思議ゲーム。キャラデザインはすげぇ良かった。
○天誅 紅
…やっぱ天誅は楽しい。システムも整備されて、演出も強化されて。でもちょっと物足りない気がしたのはなんでだろー。……力丸分の不足？
○トム・クランシーシリーズ レインボーシックス3
…ガンドッグ資料。リアルな建物の造形や、有能な仲間の挙動が○。ただ、多少理不尽に感じる敵配置も若干。こーいうFPSは初体験だったけど、面白かった。
△ラクガキ王国2
…中ボスで詰まってるのでなんとも。自分で書いたラクガキを自分で動かせるのはいいやね。
△アドバンスガーディアンヒーローズ
…期待が大きすぎた。カウンターは熱いけど、前作の爽快感とはまったくの別物でなんとも。「ラクガキショータイム」の続編として売ったほうが良かったのかも知れない。
◎ストリートファイターアニバーサリーコレクション
…当時の熱気を（一部だけど）感じられるネット対戦が素晴らしい。ストIIIはやっぱり偉大。これでロビー周りのシステムがうんこじゃなければ最高だったのだけれども。
◎ひぐらしのなく頃に
…本編は「読むだけ」で、本編から外れた「自身での推理」にゲーム性を求めた着眼点が斬新。ネットが普及し、同人ゲーの新しい目玉が渇望されていた2004年でしか流行できなかったゲームではなかろうか？ つーか、こんな尖っていて好き嫌いの激しそうなゲームをみんな絶賛するのが良くわからない。
○セガスーパースターズ
…ゲームダイエット計画その1。EYE-TOYカメラを使ったセガゲー10連発。素手でゾンビを倒したりするあたりが実にセガ的。これはこれでアリだと思った。
○DDR Festival Dance Dance Revolution
…ゲームダイエット計画その2。久しぶりのDDRはやっぱり楽しかった。でもフェスティバルって割には選曲が地味な気も。あらかた遊んだ後、EXTREMEを買った。
○ファイアーエムブレム 聖魔の光石
…「封印の剣」と「烈火の剣」が初代FEの進化系なら、これは外伝の進化系？ レベル上げを繰り返して敵を粉砕する面白さはあるけど、私がFEに求めているのはソレじゃない！ 外伝級に敵が無茶な動きをして欲しかったトコロ。いろいろ物足りないのは期待が大きすぎた故か。
【総評】
…こうして振り返ってみると、大きなハズレも引かず、面白いゲームを遊べた一年だったと思う。でも一番遊んだのは「ファイアーエムブレム 烈火の剣」と「カルドセプト2 Ex」だったような気も。
