闇崎/イナガキのゲーム雑記

雑食系おっさんゲーマーが壁に向かってブツブツ呟いてるよ

六門世界RPGファーストインプレッション

 念願の六門RPGゲット! 表紙の末弥純のイラストが超渋い! 超カッコイイ! そして、裏を見るとイカガワしい広告風に「あなたもこんな冒険者になれます」。あ…れ……?
 気を取りなおして、さっそくパラパラと読んでみました。
 戦闘ルールとモンスターデータに力が入った作りですが、その分世界観の説明とかは少なめ……っつーか3ページだけかよ!*1 モンコレは盛沢山な世界観も魅力だと思ってますので、これはちょっと残念。でも、最近流行の「世界観優先主義」に真っ向勝負している姿には共感を覚えます。だけど、この本で始めて六門を始める人は、ダンジョン探索しかできないのでは……? と、ちょっと不安。
 また、このルールブックの密かな楽しみは、各所に散りばめられた容赦ないヒロノリ節にあります。
 キャラクター作成時の「一回死んできた方がいい薬」とか「こいつなら金次第で親でも殺しかねんな」、「またフェロモン分泌しはじめやがった」と言ったヒドい事しか書いてない性格説明にはじまり、最初の一文でお礼を言って「これで最低限の事は書いた」と好き勝手に書きまくる後書きまで、ブラックなユーモアと強気な男らしさに溢れたヒロノリ兄貴のノリが堪能できます。サタスペの時も思いましたが、やっぱりルールブックは読んでて楽しいに越した事はないので、こーゆー砕けたルールブックも十分に「アリ」じゃないかと思います。むしろ大好き
 あとはゲームを実際にやってから感想を書こうと思いますが、『髑髏の騎士』や『花園の歌姫』といった人気キャラを差し置いてなぜか『ストーン・クラブ』がいるモンスターデータは、私への愛のメッセージと受けとってよろしいのでしょうか?*2

*1:しかもそのうち地図が1P。もちろん地名説明も無し!

*2:『ストーン・クラブ』は言うなれば“何の変哲もない蟹”。私が現役モンコレプレイヤーだった時はこれを愛用しておりました(参考:google:ストーンクラブ 闇崎)。ちなみにイラストは無駄に針玉ヒロキ。蟹なのに。