最近遊んだボドゲ
最近遊んだボードゲームの感想を徒然に。
百科審議官
会社の人とプレイ。
このゲームのアイデアはとても秀逸で、あーだこーだ他の人が決めたルールを想定しながら楽しく頭を捻れた。
ただ、難解なルールを設定すると、他の人のルールと被らないし、長考になりがち。そのため、本気で勝ちに行く人が混ざると、かなりゲームが停滞してしまう印象。
勝ち負けにこだわらず、コミュニケーションゲームとして見ればデキはかなりのもの。
それに、このクオリティの高いルール・コンポーネントで個人製作ってのもすごい!
今後の活躍もかなり期待。
VOC!
ボードゲームの定例会でプレイ。
かなり精緻な航海図を渡され「各地の特産品を獲得して、貿易をしていくゲームだ」と説明された時は「本格的な大航海時代のゲーム!?」と思ってましたが、その直後に簡易な地図とサインペンを渡されて「航海するには、この地図に目をつぶって航路を描いて」。
えーーーっ! 最初の地図の意味は……?
と、言うツッコミポイントはありましたが、この目をつぶって航路を引く、というアイデアがかなりエキサイティング。
船に同乗している他の人の助言を聞くことができるので、スイカ割りな気分で難所を越えたり思いっきり座礁したりと右往左往。
「秘技! 曲線航路!」
「見える! 目をつぶっても航路が見える!」
「できないじゃない! やるんだ!」
そんなやり取りが交錯する熱いゲームになった。
世の中にこんな独創的なゲームがあったなんて! 驚き。
王への請願
ゲーム・マーケットでプレイ。
ダイスで役を作って国の要人とコネを作り、その要人の特殊能力を使ってさらに上位の役を作ってコネを作り……を繰り返し、王へ請願するのが目標のゲーム。ポーカーダイスっぽい感じ。
これもまた良くできたゲームで、今持ってる能力をどう活用するか考え、その後どのルートでコネを作っていくか想定するのが楽しい。その計画も、実際にダイスを振るとけっこう台無しになったりして、それをアドリブで対処するのがまた楽しい。
後半になると、遊戯王ばりの無茶な特殊能力でダイス目をガンガン変えていくのも痛快。
ゲームデザインも独創的ならば、カードイラストもまた美麗。
ドイツゲームの素晴らしさを体現したようなゲーム!
……と、言うのは褒めすぎ?
いやでも、そのくらい面白かった。気に入っちゃったよ俺!