闇崎/イナガキのゲーム雑記

雑食系おっさんゲーマーが壁に向かってブツブツ呟いてるよ

チケット トゥ ライド(乗車券)

 2004年ドイツゲーム大賞受賞作。アメリカ大陸を舞台に、カードを集めて線路を引いて得点稼いでアーッ!! ああーっ!!って感じ?
 詳しくは名古屋EJFさまの解説を参照って事で。
 ルールはシンプルながら、ゲーム大賞受賞も納得の面白さです。他人の目をコソコソ気にしながら手札を集めて、こっそり配られるミッションを果たすように/それでいて他人に悟られないように線路を引いたり、他人がコッソリ狙ってる路線を先読みして邪魔してみたり、逆に邪魔されてみたりと、これまた波瀾万丈な展開が満載。
 特に、ルールのシンプルさ&1ターンの短さは特筆もの。サクサクサクサク進みます。そんじょそこらのカードゲームも裸足で逃げ出すストレス無用の早さも魅力の一つです。
 
 1回目は私・よーどーくん・大王さん・ヤブイたんでプレイ。全員初プレイという事で手探り混じりの慎重なプレイ。だけどベロベロに酔ったよーどーくんはガンガン線路引く。しかもミッションも完成してて圧勝。私はたしか3位。酔っぱらいに負けるというショックは筆舌に尽くせないものがありますが、まあルールを掴んだ感じはしたので良しとします(負け惜しみ)。

 2回目は私・大王さん・綾野くん・一代さんでプレイ。1回目の反省を生かして、
(1)初手のミッションカードはよほどの事がなければ捨てない。
(2)下手に追加でミッションを引くより、6マス*1の線路を引け。
(3)暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを点けましょう。
 そんな教訓を胸に秘めてプレイ。順調に路線が延びて、高得点/高難度のシアトル<>ニューヨーク間のミッションほかすべてのミッションも達成して、(最長路線こそ逃しましたが)一位をゲット。
 グッド。なかなか面白いゲームだ。
 
 手軽にできて奥の深い、名作の見本のようなゲームなのでこれからも積極的に遊んでいきたいトコロ。ただ、仕掛けがシンプルで良く出来すぎている“優等生”的なゲームなので、そこが鼻につく人はちょっとダメかも知れません。
 あと、ボックスアートの奇妙な線の太さ&シュールなくらい脳天気に笑う人々を見て、羽生生純を連想したのは俺だけでいい……。

*1:最高点