オブリビ日記7

　オブリビオンはある程度ゲームが進むと、魔法の効果をアレンジ*1できるようになるので、私もチャレンジしてみました。
　相手を怒らせる「激昂」という魔法の持続時間を一瞬にして、その代わり範囲をめちゃめちゃ広く。魔法名は「ついカッとなって2007」。

　さっそく町中で魔法をかけてみる私。一瞬だけ町の人が殺気がこもった動きをして、すぐ何事もなかったかのように元に戻るのが面白く、調子に乗っていろんな所でガンガンかける。

　そして、魔術師ギルドで授業中の生徒達に魔法をかけてみたところ、案の定みんな授業どころではなく大パニック！
　しかしなぜか、そのパニックが鎮火するどころかなぜか拡大。いきなりあらぬ方向に魔法を撃ち出す者、おもむろに服を脱ぎ出す者、ひたすら壁に向かって走る者、近くにいた衛兵と殴り合いを始める者――。
　まさにそこは、地獄であった。

「お、俺はパンドラの箱を開いてしまったのかも知れない……！」

　恐ろしくなった私は、魔術師ギルドから逃げ出しました。
　しかも、（間違えて）セーブデータの上書きまでしちゃった。

　いろんな意味で、もう戻れません。

*1:持続時間を短くする代わりに瞬間的に効果を強く、とか