闇崎/イナガキのゲーム雑記

雑食系おっさんゲーマーが壁に向かってブツブツ呟いてるよ

映画鑑賞日記

 最近、職場(つーかうちの部署、っていうか自分と上司)の間で映画鑑賞がプチブーム。自分もそのブームに乗っていろいろと映画を見ましたよ、という事で感想をポツポツと。

  

12人の優しい日本人 [DVD]

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 日本に陪審員制度があったら、という仮定で、12人の陪審員があーだこーだ言いながら話を進むコメディ。
 会議室での議論だけで二時間進む、一風変わった映画。
 話は面白かったけど、場面転換がほとんどないのが退屈。
 映画にするような話じゃないかも。
 舞台で観たら大層面白いんじゃないかと思った。
 
 
里見八犬伝 [DVD]

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 運命に導かれた8人の戦士が、亡国のお姫様と一緒に悪いお侍を倒すお話。
 今見ればよくあるRPG話だけど、これを江戸時代に考えた滝川馬琴はマジゴッドだと思うよ。
 所々に特撮が入るけど、どれも気合いが入っててなかなかステキ。役者も美男美女が揃っていてなかなか絵になっていてなおステキ。
 でも、二時間ちょっとの時間に、八犬士+姫という主役の数が明らかに少なくて、一言二言しか喋らないうちに退場する人がいるのはご愛敬?
 それにしても、若い薬師丸ひろ子の可愛さは異常。薬師丸が巫女姿になったり、薬師丸が真田広之に押し倒されたりと言ったシーンを考えた滝川馬琴はマジゴッドだと思うよ!
 
  見る前から「サタスペだよーサタスペだよー」って言われて、見て納得。このごった煮感は確かにサタスペ
 正直、いろいろ詰め込みすぎて散漫な感じはするけど、作中から溢れ出てくる「キャラクターのバイタリティ」がもの凄い!
 ココが良い、とか明確に言えないし、誰にでも勧められる映画ではないと思うけど、とにかく心に残る映画。
 主題歌のcharaの曲は、事故で入院してた時に聞いてたラジオでかかりまくっていて、聞いてると当時の微妙な気持ちを思いだしてにょもにょもしちゃう。
 この映画が心に残るのは、そんな入院中の焦りまくってた気持ちと、作中の登場人物が持つ焦燥感がうまくシンクロしたからかも知れない。
 
 
敦煌 特別版 [DVD]

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 砂漠の国での騎馬戦がガンガン繰り広げられるシーンが印象的な映画でした。
 一面の砂の上を、砂塵を巻き上げて突撃する騎兵の姿に心が躍ります。
 投石機とか破城鎚といったステキ兵器もしっかり出てきたあたりもポイント高かったです。
 あと西田敏行が強すぎ&格好良すぎ。言うなれば釣りバカ無双。
 もう一人主役・佐藤浩市は、「新撰組!」の芹沢鴨のイメージが強くて、文官姿にすげえ違和感が。それにしても、佐藤浩市は若い頃から渋くてカッコ良かったんですね。ステキ。
 全体的にロマン度が高くて面白かったです。