ＳＤガンダム　ＧジェネレーションＤＳ - 闇崎／イナガキのゲーム雑記

　近頃のメインゲームは、通勤電車での「ＳＤガンダム　ＧジェネレーションＤＳ」です。

　おかげで「ファミコンウォーズＤＳ」には思いっきり乗り遅れてしまいましたが悔い無し。
　や、あんまり世間的には話題になってない風ですが、軽い難易度と、機体集めが楽しい良いゲームに仕上がってると思いますよ？

　以下、ＧＢＡ版と今作のネタバレあり感想。

　思えば、前作のＧＢＡ版Ｇジェネは、システムはかったるかったものの、ストーリーはスッゲエ面白かったゲームでした。

　「ザフトによるガンダム強奪から始まるＳＥＥＤシナリオ」が、終盤になると「ブチ切れたギニアス兄さんが新型ＭＡ一体でジオンや他の第三勢力を根こそぎ滅ぼしてラスボス化」って言う、もの凄いぶっ飛び具合が印象的でした。

　無駄に宇宙戦用のＥｚ−８が二種も出てきたり、シローとアイナのイベントがやたら充実してたりして、きっとシナリオ制作者は０８小隊好きなんでしょーねー。

　あと「東方不敗に感化されてハイパー化するククルス・ドアン」とか「ドモンに殴られて明鏡止水に目覚めるカミーユ」とかのトンデモイベントも満載だしね！

　思えば、Ｇガンダムと０８小隊が大プッシュされていたゲームでした。
　
　それはともかくＤＳ版です。

　なんか珍しくシャア視点（一年戦争末期）からゲームスタート。もちろんお供はロベルトとアポリー。

　途中途中で「ドズル＆ガトー＆ノリスでソロモンの敵を殲滅」や「シーマ様のトラウマイベント」みたいな萌えシーンを挟みつつ、ムーンレイスの介入やカテジナさんの発狂なんかを交えて無難にストーリーは進行していきます。

　つーか、前作の支離滅裂っぷりと比べると、非常に無難なストーリーで正直物足りないッス。いや、「Ｚガンダム」を主軸にうまくまとめてるとは思うけど、前作にあったブチ切れ具合がないのが残念。選択肢によっては「ＳＥＥＤ編」にも移行するみたいなので、そっちのブチ切れ具合に期待したいトコロです。

　あー、でも最後を飾るのが木星帝国なのは良かった。やっぱクロスボーンは良いよね。　

　システム的には、タッチパネルを半端に採用してるために、かえってややこしい事になってるのが残念ですが、他は概ね手堅い作りで問題ないッス。
　長年の懸念であった、戦闘シーンのスキップも採用されてるしね！……１回クリアしないとダメだけど。

　また、隠し要素もたくさんあるみたいなので、あと一ヶ月はこれだけで遊べそうな予感……。
　
　そんな訳で、決して万人には勧められないゲームですが、ヒネたガンダムファンには楽しめるゲームなんではないでしょーか。