闇崎/イナガキのゲーム雑記

雑食系おっさんゲーマーが壁に向かってブツブツ呟いてるよ

「大脱走」鑑賞

 USJに行った時「俺はあまりにも映画を観ていない!」と痛感したので、これからは暇を見つけては有名な映画を観ていこうと決心しました。
 
 で、その一弾として借りたのが「大脱走」。
 会社の人には「USJと関係ないじゃん!」と総ツッコミを喰らいましたが、前から興味ある内容だったし、荒木飛呂彦もお勧めしてるんでついカッとなった。
 
 と、言う訳で以下ネタバレ感想。
 
 まず、3時間近い長さの映画だと思いませんでした。
 そもそも、この作品も「200人を超える大人数が見事脱走を成功させた奇跡の物語」だと思ってましたし! 予想を見事に裏切られたお陰で、最後まで緊張して観る事ができました。
 
 もちろん、前半〜中盤にかけての脱走準備シーンも面白かったです。
 それぞれのプロフェッショナルが、己の職分を着々と遂行していくってのは静かに熱くて良いですよね〜。
 中でも“調達屋”と呼ばれる囚人が、看守も羨むような豪華&大量の物資を用意するくだりが驚き&面白すぎ。
 
 それにしても、この映画で描写されてる収容所って、なんかのんびりとしたムードに包まれてますね。多少ルールを破っても寛容ですし。どこの収容所でもビシバシと管理してるかと思ったので、ちょっと意外でした。
 
 と、さすがに荒木が褒めるだけあって、今見ても十分面白い映画ですね。
 でも、テーマ曲はちょっと緊張感なさ過ぎじゃない? 良い曲だとは思いますが、脱走よりもビールのCMが似合いそうな曲だと思います。