下妻物語
土曜に塩原へ旅行に行った際、持ってきたPS2を旅館のTVにぶっ差して「下妻物語」のDVDを観ました。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2004/11/26
- メディア: DVD
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最初はダメ人間たちが繰り広げる破天荒なコメディと思いきや、後半になるに従って別のテーマ性が浮き上がって来てびっくり。だけど、そのシフトが実に自然で、納得できるものでだいぶステキ。
個人的に、一番印象深かったのは下妻の田舎風景。くすんだ色合いで表される下妻の景色はすっげえ昭和っぽくて、携帯電話がすっげえ浮いてて面白かったです。この映画観てると「下妻は田んぼと大仏しかない」というイメージを持ってしまうんですが、実際はどんなもんなんでしょーねー。
キャラクター描写もだいぶ良かったです。非現実的でいながら妙な説得力を持った登場人物ばかりなのもツボでしたし、脇役陣もだいぶ好演してたと思います。特に宮迫博之。ハマりすぎてて、一緒に観ていた友人から指摘されるまで気づかなかったよ! クソッ!
主演の深田恭子と土屋アンナも良かったです。深田恭子演じる竜ヶ崎桃子はすんげー難しい役だと思うけど、深田はよくがんばった! 感動した!
ちなみに一番劇中でカッコイイと思ったのはBABY, THE STARS SHINE BRIGHTの社長。私も異なる価値観を持つ人を理解し、尊重できる男になりたいものです。
あとジャスコすごいよジャスコ。
特典映像もこれから観るので、それも楽しみです。