闇崎/イナガキのゲーム雑記

雑食系おっさんゲーマーが壁に向かってブツブツ呟いてるよ

風雲黙示録と私

 id:nacht_musikさまのこちら→http://d.hatena.ne.jp/nacht_musik/20040923#p2の文章を読んで、私の中に青春のメモリーがニョキニョキと蘇ってきましたよ! 以下回想。
 
 ゲーセンやらTRPGで連日連夜騒ぐボンクラ中学生だった私の前に、唐突にヤツ(風雲黙示録)は現れたのです。
 主人公の『ブーメラン+空手』に始まり、『プロレス+斧』、『ボクシング+剣』、『超能力+コマンドサンボ』と言った独創的な格闘スタイルに加え、竜虎の拳を彷彿とさせる力強いドット絵&音楽、餓狼も真っ青なダイナミックすぎるラインバトル、そして強烈な強さを誇るラスボス『真・獅子王』……。そのすべてが私たちボンクラキッズの心を鷲づかみでした。
 そして私たちも風雲拳に続け!と言わんばかりに新しい格闘技の創造に走ったのです。例えば『バレー+木刀』。例えば『野球+エアガン』。……単に自分の部活動と手持ち武器を組み合わせただけですがね! ちなみにその中でも最強だったのは『ラグビー+濡れタオル』という組み合わせ*1。濡れタオル最強。
 また、当時 熱く遊んでいた『拳皇伝説』という格闘ゲームTRPGでも、風雲拳のデータを自作してたりもしました。
 
 ……と、かように風雲黙示録は私の中で割と重要なメモリーだったり。キーレスポンスの悪さと、CPUの極悪な難易度を除けばなかなかに楽しかったゲームだと思ってましたが、それは一緒に遊んだ仲間が良かったからかも?
 ちなみに続編の『風雲スーパータッグ』は豪快かつスピーディーな展開と、タッグ要素がもたらす数々の戦略性と駆け引きが魅力の隠れた名作です。アトラスの『GROOVE ON FIGHT』と並び“タッグ格闘ゲーム”というジャンルの嚆矢にして到達点でして(以下略)。

*1:通称「うんふー拳」