死にかけた
と、言うわけでテキサス・チェーンソーは死ぬほど怖かったです。ただ私にホラー免疫が無いだけという話もありますが!
私は「悪魔のいけにえ」は未見・あらすじもほとんど知らない、モデルとなったエド・ゲイン事件については猟奇犯罪関係の本で読んだ程度の前知識で臨みました。
で。ほとんど画面を直視できませんでした……。寿命が縮みましたよ……(しょんぼり)。
そもそもチェーンソーは武器として反則。見た目も怖いし音も怖い。起動方法すら怖く思えます。
レザーフェイスの家族も静かに狂ってて怖いし、陰影の強い画面構成もまた怖い。もちろん音楽も正統派ホラーを地でいく不気味っぷりでなお怖い!
正直、不安と恐怖で画面を直視できない事が多々ありました。でも、音だけでも十分すぎるほど怖かったですよ?
途中、「何で金払ってまで怖い思いをしなきゃならないんだよ!?」と逆ギレ気味に何度思った事か!
と、言うのもマイフェイバリット鬼軍曹役者のリー・アーメイが保安官出てるからでして、期待に違わないキチガイ保安官っぷりで最高でした。
フルメタル・ジャケットでデブに殺された教訓を生かしてるあたり、ハートマン軍曹の生まれ変わりかと思いましたよ?
リー・アーメイは良い。心が洗われる。
あー、あと映画館を出る時に、目の前のカップルの女性の方が「もー、だからワンピースの方が良いって言ったじゃない!」と男の方に文句を言ってましたが、なんでワンピとコレを並列に比べるのか。しかも男の方はどんな説得をしてこの映画を観させたのか。ちょっと気になりました。
そんなこんなで、恐がりの私にとっては十分すぎるほどにスゲエ怖い映画でした。もうハートマン軍曹が出てるってだけでホラー映画なんて観に行きません!