闇崎/イナガキのゲーム雑記

雑食系おっさんゲーマーが壁に向かってブツブツ呟いてるよ

細川可南子は恋をする(その2)

「蔦子さん……あたしの祐己さまにちょっかい出すのやめてくれませんか?」
「あたしにはわかるのよ……!! だってあなたから泥棒猫のにおいがプンプンにおって来ますもの!
「二度と祐己さまのまわりうろついたりしたら…あなたのこと…ただじゃあおきませんからね……」
ド ド ド ド ド … …
 
 やばいやばい。妄想が止まりません。
 まあ、そんわわけで“女の子同士の恋愛”に妄想持ってる女の子や、“女の子同士の恋愛に妄想持ってる女の子”に妄想持ってる私みたいな人がターゲット(と思われる)「百合姉妹」(ISBN:4896445295)の話。
 個人個人が思う「百合」ってけっこー違いますねー……ってのが第一印象。キスしたりそれから先までやっちゃうよーなモノから、手すら握らないモノまで千差万別です。
 この雑誌における「百合の定義」は、「思春期特有の、女性同士の行きすぎた友情」だそうですが、友情なのか愛情なのかハッキリして欲しいと思うのだよ、このシュトロハイムは! ですが、その曖昧さこそが百合の魅力かもしれません。美味しんぼ的に言えば「シャッキリとした歯ごたえながら柔らかな口当たりで、まろやかにしてコクがあり、甘くもなく辛くもなく、マズくもなく旨くもなく……」的な曖昧さ?
 まー、女の子同士がベタベタするのを見るの大好きな御仁には一読の価値があるんじゃないかと思います。本気なのかネタなのか判断に困る企画ページも一見の価値アリです。
 あと、読者コーナーを描いてることみようじは、これといい、仕事選ばなすぎ! だが、俺達はそんなことみようじが大好きだ!